ナナシクリエイティブは、2020年11月4日より活動をしている同人ソフトウェア製作サークルです。

ブランドコンセプト〈同人以上のクオリティーを〉を掲げて活動中。

物語・グラフィック・ボイス・音楽をともに、御自身の手でクリックし読み進めていく媒体、ノベルゲーム（ADV）作品を製作しています。

2020年から1作品目「君が溶ける温度」 を温かく、心に残る作品を目指し制作中。

発足経緯

「何かゲームを作りたい」と思い、代表の無名がTwitterに弊サークル立ち上げのツイートを投稿し、それに数人が同調したのが始まりです。

最初は簡単に作れるゲームを想定していましたが、ご縁に恵まれた結果、ノベルゲーム制作に方向性が決まりました。立ち上げを担ったもう一人の提案もあり、現在の形で運営しています。

弊サークルのメンバーは、ほとんどがクリエイターであり、エンターテイナーです。
役職は異なりますが、いい作品を提供したいという思いを同じくしています。

まだまだ未熟で発展途上のサークルですが、メンバーたちの意欲と、多くの方々のお力添えも相まって、少しずつ成長しています。

常よりご期待、ご支援、ご協力を頂いております皆様、並びにこれからご興味をお持ちになられる皆様。

今後とも、ナナシクリエイティブをどうぞよろしくお願いいたします。

再開発が進む田舎町を舞台に、10代の少年少女の抱える悩みや葛藤を、ヒロインごとのテーマを交えながら描く恋愛ノベルゲーム。

本企画の経緯

ノベルゲームはクリエイターにとって優れた媒体であると考えています。

グラフィック・ボイス・音楽・テキスト等、表現の幅が広く、尺もある程度自由に取ることができるからです。

創作自由度の高いノベルゲームが、最も得意とするものは何か？
私は「心情描写」だと考えました。

本作では、主人公を始めとした多くのキャラクターたちの心の動きを描くため、「変化の物語」というテーマを立てました。

”再開発で変わり始めた故郷”という設定や、メインキャラを10代で固めるという構想は、このテーマから生まれています。

ですが同時に、”これだけでは面白くならない” とも感じていました。
それを救ったのは、代表の無名から出てきた「和風」という言葉でした。

この一言で、夜鶴を始めとしたファンタジー周りの設定を思いつき、現在の『君が溶ける温度』の企画書が生まれました。

97年の眠りから覚め、既に変わり果てた現実と対峙する少女、夜鶴。
彼女の周りに隠されたファンタジーを経験することで、キャラクターたちの心は大きく動きます。

そんな心の劇場を、ルート分岐を通して様々な視点で描くことで、あなたの心を少しでも動かせたら。

そんな思いで、この物語を届けます。